スイスの著名な生物医学企業が米国での大規模な事業拡張にピネラス州を選択

IMT Analytics ピネラス郡経済開発局によると、スイスのバイオメディカル検査機器会社である株式会社は、セント・ピーターズバーグに販売・サービスセンターを新設し、米国での事業を拡大した。

IMTのダニエル・ベンツ社長は声明で、「セント・ピートは、ライフサイエンスと医療技術の産業基盤が確立されており、優れた労働力が見込めるうえ、タンパ国際空港へのアクセスも容易なことから、IMTにとってピネラス郡の立地は容易な選択だった」と述べた。 

「このセント・ピーターズバーグという街は、私たちにとって完璧な場所であり、米国での事業拡大を開始できることに興奮しています」とベンツは語る。

IMTは生物医学検査機器の開発、製造、販売、サービスを専門としている。ピネラス郡経済開発によると、IMTはその製品とサービスの高い品質と信頼性で世界的に知られている。

ピネラス郡関係者によると、IMTが米国内の拠点を検討し始めた当初、同社はニーズを満たすためにある基準に重点を置いていたという。ひとつは時間帯で、スイスの本社にできるだけ近い場所を希望していた。IMTはまた、チューリッヒからの直行便が利用可能であること、医療機器メーカーに適していること、全体的にビジネスと税制の環境が良好であることも求めていた。

ピネラス郡の経済開発担当者によると、フロリダはすぐに候補に挙がり、同社がフロリダの "ハイテク回廊 "とタンパベイの多種多様な医療機器メーカーを知ったことで、候補が絞られたという。

ピネラス郡経済開発マネージャーのブレント・バックウェイ氏によると、フロリダは全米第2位の医療機器製造業を誇り、バイオテクノロジーの研究開発が盛んな州としてトップ5にランクされている。

地元では、タンパベイ地域のライフサイエンス企業の半数近くがピネラス郡に立地している。

「IMTの拡張ニーズにとって理想的な立地であることは分かっていました」とバークウェイは言う。

ベンツ社は、ピネラス郡経済開発局およびセント・ピーターズバーグ地域経済開発公社と緊密に協力し、IMTが米国に拠点を置くために必要なものを特定し、対処しました。ピネラス郡の2つの経済開発機関は、IMTのような企業に産業や人口統計データ、立地支援、地域情報、ビジネスの成長を促進するためのツールやリソースを提供するために提携していると、ピネラス郡経済開発当局は述べている。

「IMTをセント・ピーターズバーグ市に紹介し、ダニエルが雇用創出や人材誘致のための助成金などのプログラムについて学べるようにしました」と、セント・ピーターズバーグ地域EDCマーケティング・コミュニケーション担当副社長のアン・コアは言う。「PCEDのパートナーと協力して、私たちはダニエルとIMTがフロリダで新規事業を立ち上げることの利点を探る手助けをしました」。